夢中になった紙飛行機


小学生の頃、紙飛行機が大好きでした。
最初は折り紙や、新聞広告などを折って作る一般的な折り紙飛行機。
どうやったら長く滞空させられるか、どうしたら遠くまで飛ばせるか?
学校の先生、特に理科のK先生、図工のO先生を巻き込んで
毎日毎日、放課後に校庭で飛ばしっこをしてました。
風が強い時などは、体育館を開放してまで飛行機を飛ばしてました。

そんなある日、折り紙飛行機で誰が一番良く飛ぶ紙飛行機を作って飛ばせるか
図工の授業でやることになりました。
理解のある先生でした。
もちろん、私が一等賞。なんせ経験値が絶対的に勝っていましたから。

でも、子供ながらに折り紙飛行機では限界があることに気づくんです、僕。
すぐに壊れるし、何度も飛ばしているうちに、しわが出来たり紙が擦り切れてバランスが変わり飛ばなくなってしまったんです。

そしたら、理科のK先生がフェザープレーンという物を紹介してくれました。
インドアプレーンとも言うのですが、機体重量が10gにも満たないもので
骨組みはバルサ材、羽の部分はラップのようなフィルムでゴム動力で飛ばします。
大会なども行われていて、ビデオを入手していただき、夢中になって見ました。
実際、自分で購入して(小学生の私にはかなり高額商品でしたが)
工作セット・インドアプレーン 雅 (みやび) (IP-06)
大事に大事に、毎日こつこつ製作して
K先生にお願いして、体育館を開放してもらい、
いざ飛ばしてみると・・・

初めてのフェザープレーンは少ししか飛ばずに、着陸の衝撃であっけなく破損。
折れた箇所をボンドでつなぎ、剥がれたフィルムを補修するも
機体の重量がボンドでかさみ、バランスも崩れどんどん飛ばなくなりました。
今では、部屋のインテリアになってますが、チャンスと場所があればまた飛ばしたいと思っています。
上手に作れば10分近く飛ぶんですよ。もちろん新たに購入した機体ですけどね。
動画はこちら
優雅な飛行に魅入られるはずです。
製作から、運搬に至るまで、かなり神経を使う上級者向き機体ですが
自分で飛ばした時の感動は、伝えられません。
男の子の居る家庭には、一緒に作る喜びを味わって頂きたいですね。


そして、次に手をだしたのが、ケント紙と呼ばれる製図用の紙を型で切り抜き
何枚も張り合わせ立体感と強度を出して製作する紙飛行機でした。
キャリアで言えば、こちらのタイプがメインで未だに製作してます。
新選 二宮康明の紙飛行機集〈1〉 (切りぬく本)
これを小学生の頃、毎日作っていた記憶があります。
うろ覚えですが、確か当時10巻位出ていて
自分の部屋にビニール紐を張り洗濯バサミで紙飛行機をこれでもかとぶら下げてました。
こちらの機体は近所の公園や空き地などの広場で手軽に飛ばせます。